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祝・塾高 第90回全国高校野球選手権大会出場


7/27、第90回全国高校野球選手権大会北神奈川決勝、慶應義塾対東海大相模が行われ、
塾高が延長13回の死闘を9対6で制し、46年ぶりの夏の甲子園出場を決定した。
それを祝し、塾高野球部の戦力を徹底分析!これで応援はバッチリだ!!
→→激闘の決勝戦の様子はこちらで

塾高出場の甲子園ついに開幕

全国屈指の激戦区・北神奈川を勝ち抜いた慶應義塾高校(以下、塾高)が出場する第90回全国高校野球選手権記念大会が開幕した。
塾高が夏の甲子園に出場するのは実に46年ぶりのことだ。初戦は大会第4日の第3試合に長野代表・松商学園高校と対戦する。
3年ぶりに出場した今春の選抜大会では1回戦で華陵高校に惜敗し涙を飲んだ塾高、リベンジを果たすべく再び甲子園の地を踏むことができた。
いよいよ2日後に初戦を迎えることになった塾高、ここではその戦力分析と試合展開を予想していきたい。

塾高徹底戦力分析

それでは、まずは塾高の戦力から見ていくことにしよう。

まず何と言っても今年の塾高の強みは田村、只野の左右の2本柱である。 田村は故障から復活、再びエースナンバー1をつけた。最速143㌔の速球を武器にスライダーの切れ味も良い。
只野はカットボール、シンカーといった多彩な変化球を駆使するクレバーな投球。どちらかといえば気合で投げる田村とは好対照だ。
この2人の起用法としては、地区大会と同様に先発の田村をいけるところまで投げさせ、その後を只野が投げるという展開になりそう。 他にベンチ入り投手は白村、青野が控えている。点差が開いた展開になれば彼らの登板も見られるか?

一方で打線は1番から4番までが出塁率は全員5割を超え、あわせて13長打を放っている。
特に、主将を務める3番・山崎は満塁ホームランを含む3本塁打16打点と爆発した。
塾高野球部と言えば戦略的な理由と部員数の多さによるスペース的な問題のため、ほとんどバント練習をしないことで有名だが、
福富は地区大会で7つの犠打を決めており、ここぞというところで頼りになるはずだ。
下位打線に座る打率4割の鈴木亮、8四死球と隠れた出塁能力を持つ斉藤が塁に出て、1番・内藤、2番・福富が返せればどこからでも点の取れる強力打線の完成だ。
さらに、1塁ベースコーチを務める104㌔の巨漢・普久原が代打で登場すればスタンドは盛り上がることだろう。
ムードメーカーとしてだけではなく地区大会決勝9回の同点を呼び込んだ彼のバッティングにも期待したい。
というわけで、打線も本調子なら出場校中でも上位に入る強力打線といえそうだ。

そして、塾高の英語教員としてもおなじみの上田誠監督(写真)の采配にも注目したいところだ。

☆塾高1回戦予想オーダー
(左からポジション、名前、地区大会の打率)
9 内藤 .391
5 福富 .500
4 山崎 .500
3 鈴木裕.500
7 阿加多.278
1 田村 .273
2 鈴木亮.409
6 斉藤 .200
8 溝口 .158

対戦相手・松商学園と勝負の行方

続いては、大会最多35回の選手権出場を誇り、今から80年前の1928年には選手権優勝をしたこともある対戦相手・松商学園の戦力を見ていくことにしたい。
松商学園は地区大会でエース・林(3年)を中心に勝ち抜いた。チーム防御率は2.87とそれほどでもないが地区大会6試合で3失策と固い守りのチーム。
林は昨年の夏も甲子園で登板しており、この林を打ち崩せるかが勝利の鍵となるだろう。
一方で打線は地区大会で準々決勝以降、全て1点差を制しているように、塾高同様に粘りのチームのようだ。
地区大会で5割前後の打率を残した1番・小原、2番・奥野を封じ込めて打線を分断することが重要だ。

実力だけを見れば圧倒的に塾高有利ではあるが、ずばり試合はロースコア勝負となると予想する。
激戦を勝ち抜き息つく暇も無く甲子園入りした塾高戦士たち、その点では日程に余裕のあった松商学園に分がある。
好投手・林を打ち崩して大量得点と行きたいところだが、そう甘い試合展開にはならないだろう。
ギリギリの戦いを勝ち抜き1点差に泣いた春の雪辱を果たしたいところだ。
まさにそれこそが「エンジョイ・ベースボール」の世界ではないだろうか?

なお、試合当日は日吉キャンパス・来往舎にてパブリックビューが行われる。
(http://www.hs.keio.ac.jp/koshien-natsu08/news080801.html)
甲子園に駆けつけられない塾生・塾員はこちらで応援していただきたい。

がんばれ塾高野球部!

今年は慶應義塾創立150年、塾高創立60年を迎える節目の年である。
また、1916年の第2回大会以来(当時は甲子園球場も無く「慶應義塾普通部」としての出場!)の優勝を果たせば92年ぶりとなり文句なく最長ブランク記録を更新する。
ここは是非とも優勝を果たして深紅の大優勝旗を日吉に持ち帰ってきてもらいたい!
新応援曲「烈火」の歌詞のごとく『お前の野球を楽しめ』塾高野球部!!


記事担当:上村敏広
写真は春のセンバツ(阪神甲子園球場)・北神奈川大会決勝(横浜スタジアム)時のものです。